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2026年4月18日土曜日

野鳥のクチバシのお手入れ:アオサギの場合【観察写真記録】

電柱のてっぺんで身震いした直後のアオサギ。横側から全身を捉えた写真。①2026年2月10日撮影


はじめに



2025年秋からの自宅周辺の定点観察で、電柱や電線に現れる野鳥たちがクチバシの手入れをしている様子をたまに目にします。観察を続ける中で、その方法には種ごとに違いがあることに気づきました。

そこで「野鳥のクチバシのお手入れ」と題し、種ごとの様子を紹介していきます。まずはアオサギの場合から。




虫でも探しているのかと思ったら




電柱のてっぺんから小川に視線を向けるアオサギ。正面から前かがみの全身を捉えた写真。②2025年11月11日撮影

この日は自宅付近の小川や田んぼ沿いで採餌していたアオサギが、お昼前に電柱のてっぺんに現れました。前かがみになって小川に視線を向けているようでした。

この後、意外な行動に。

電柱のてっぺんにとまり、深い前屈姿勢になるアオサギ。③2025年11月11日撮影

深い前屈姿勢になり、とまっている部分よりさらに下のところを長いクチバシでツンツンと触り始めたアオサギ。

電柱のてっぺんにとまり、深い前屈姿勢になるアオサギ。クチバシのお手入れと思われる。④2025年11月11日撮影

最初は虫でも見つけたのかと思っていましたが、それにしては動きがゆっくりで、電柱に絡んでいる蔦をクチバシで左から右へと何度も触っていました。

電柱のてっぺんにとまり、深い前屈姿勢で蔦の葉をツンツンするアオサギ。⑤2025年11月11日撮影

電柱のてっぺんにとまり、深い前屈姿勢になるアオサギ。正面から撮った写真。⑥2025年11月11日撮影

しばらく観察していると、蔦の葉でクチバシを拭いているように見えました。この日は2セッションでクチバシのメンテナンスをしている様子を見せました。

ずっと前屈姿勢でいることに疲れたのか、一度顔を上げ、口をうっすら開けたり、首を左右に振ったりしていました。

その際、喉元が膨らんだり、何かを嚥下しているような動きが見られ、いずれも採餌直後であることをうかがわせるものでした。

そして、再び前屈姿勢になり、蔦の葉でクチバシを拭くような仕草を見せました。

電柱のてっぺんにとまり、前屈姿勢で蔦の葉をツンツンするアオサギ。限界に近そうな前屈姿勢。⑦2025年11月11日撮影
限界に近そうな前屈姿勢

数分後、ギャーと声を出して飛び去っていきました。


おわりに



電柱や電線でクチバシの手入れをする野鳥は少なくありませんが、このとき観察した方法は、これまでに見たことのないものでした。

同じ場所を利用していても、種による違いが見られるのは観察していて興味深く感じました。

今後、アオサギを観察する中で別の方法が確認できた場合には、また報告したいと思います。

電柱のてっぺんにとまり、遠くを見据えるアオサギの写真。⑧同じ日に撮影
別の電柱