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2026年4月15日水曜日

ツグミの見分け方とよくいる場所|4カ月間の観察から分析【写真付き】

窓のすぐ近くの引込線に現れたツグミの鮮明な写真。正面横向きで顔の模様や全体像が確認できる。①2025年11月16日撮影
引込線

はじめに



ツグミは秋から冬にかけて日本各地に渡来する代表的な冬鳥です。胸の斑点模様や、木の枝にとまるときの姿勢、地面での独特の動きなど、見分けやすい特徴を持った鳥です。

この記事では、2025年秋から2026年春までの約4カ月間の観察をもとに、ツグミの見分け方やよくいる場所について整理しました。



特徴と見分け方



ツグミは茶色系を基調とした体色で胸から腹にかけて見られる白地に黒い斑点(うろこ状の模様)が大きな特徴です。この斑点模様は個体ごとに違いがあります。

窓のすぐ近くに現れたツグミの鮮明な写真。正面横向きで顔の模様やクチバシの色、足の形などが確認できる。②2025年11月16日撮影
引込線


分類



目:スズメ目 
科:ツグミ科 
属:ツグミ属

※最新のDNA分析により、ヒタキ科に含めることもあります。

体の上面は褐色で、顔にはクリーム色の眉斑が見られ、胸から腹にかけては白地に黒い斑点(うろこ状の模様)があります。

嘴は黒く、下嘴基部は黄色みがあり、脚は褐色または赤黒く見えます。翼の鮮やかなオレンジ色が目立つのも特徴のひとつです。

似た鳥としてシロハラ、アカハラ、ムクドリなどが挙げられますが、ツグミは胸の細かい斑点模様がはっきりしている点で見分けることができます。

窓のすぐ近くに現れたツグミのアップの写真。胸から腹にかけての白地に黒い斑点(うろこ状の模様)を確認できる。③2025年11月16日撮影




よくいる場所(越冬記録)



ツグミは開けた場所と林が隣接する環境を好み、公園、河川敷などで観察できます。冬場は地面で採餌することが多いとされていますが、環境によって行動の違いも見られます。

自宅周辺の田園地帯では、農道の電線にとまっている姿をよく見かけます。

電線に現れたツグミの群れ、2026年3月25日撮影。④2026年3月25日撮影
雨の日

庭木には単独で立ち寄る程度で、群れで来ることはほとんどありません。

警戒心が強いのか、人家に近い場所よりも、雑木林や農道の木を好んで利用しています。

カワラヒワを観察しているときにツグミが現れることが多く、特にクロガネモチの実をよく食べに来ます。

2026年3月30日撮影:クロガネモチの赤い実を食べにきたカワラヒワとツグミ。同じ枝にとまる二羽の姿を捉えた写真。自宅周辺での定点観察記録。⑤2026年3月30日撮影
カワラヒワと

センダンの木にも何度かとまっているのを見かけましたが、群れのうちの数羽だけがとまり、実をつまんでそのまま捨てたりと、クロガネモチほど人気がないようでした。

⑥2026年3月30日撮影

ツグミはクロガネモチやムクノキの実をよく食べに来るので、こうした樹木がある場所では観察がしやすくなります。

 

季節ごとの行動パターンの違い



秋〜冬:
観察を始めると、1時間以上同じ木にとまっていることも少なくなく、樹上で長時間じっとしていることが多いようです。この時期は単独個体をよく見かけました。


春:
群れでの行動が目立ち始め、自宅周辺の雑木林や電線によく姿を見せるようになりました。

電柱の支線に現れたツグミの群れ。縦に並ぶツグミたち。2026年3月25日撮影。⑦2026年3月25日撮影
縦に並ぶツグミ
雨の日


おわりに



ツグミは身近な場所で見つけやすい冬鳥です。同じ場所に繰り返し現れることが多いので、お気に入りの採餌場所や止まり木を見つけることで観察しやすくなります。

また、春になると群れでの活動が活発になり、今まで来なかった場所にも姿を現すようになります。

ただ、出会える期間は短いです。時期が限られているため、出会いのチャンスを逃がさないようにしたいものです。

⑧2026年3月25日撮影
実をつまんで捨てる瞬間

⑨2026年3月30日撮影
続けて何個も食べていた