
2026年5月5日撮影
5月5日、自宅の敷地に生えている雑草をスズメがむしって運んでいるのを目撃しました。営巣場所の屋根と庭を何度も往復していましたが、一度になるべく多く運ぼうと口いっぱいに巣材をくわえていました。

2026年5月5日撮影
6月4日には口に白い羽毛らしきものをくわえて電線にとまっているスズメがいました。

2026年6月4日撮影
その直前までスズメがとまっていた電線の下の田んぼでダイサギ数羽が羽繕いをしていたので、この羽はダイサギのものかもしれません。
こうした羽を巣材として取り入れることは珍しくなく、保温性を高めるほか、緩衝材として卵を産み落とす巣の底部分の素材としても使われているようです。

2026年6月4日撮影
スズメは3月~9月に1〜3回繁殖するとされています。5月の雑草集めと6月の羽毛運びをしていた個体は別個体の可能性が高そうですが、初回の巣作りか、あるいは2回目の繁殖に向けて巣を整えていたと思われます。
巣材として選ばれるのは藁、雑草、柔らかい植物繊維、羽毛、獣毛、ビニール紐など多岐にわたり、身近な素材を巧みに利用していることがわかります。
スズメの営巣場所が全国的に減っている中、巣材集めをしているスズメの姿を目にすると、身近な環境の中で営巣が成立していることのありがたさを実感します。

2026年6月4日撮影