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2026年3月15日日曜日
庭木にやって来たカワセミ | 同じ個体かと思ったら別個体と判明 オスとメスの違い
川に面している自宅裏庭の低木や柿の木にカワセミがよくやって来ます。何年も前からカワセミの姿は時々見かけていましたが、本格的に野鳥観察を始めたのは2025年9月からで、それ以前は写真を撮ったりしていませんでした。
以前カワセミを見かけた場所は、いずれも自宅裏の川で水面スレスレを飛び去っていくところでした。
いざ写真を撮ろうとするとカワセミはなかなか現れず、止まり木も分からなかったため、定点観察している場所には現れないかもと半ば諦めかけていました。そんなときに思いがけず現れてくれました!
裏庭に面した窓付近からジョウビタキの鳴き声が聞こえてきたので姿を探していると、柿の木に飛んできたのはカワセミのオスでした。
直前にジョウビタキの鳴き声が聞こえ、最初に目に飛び込んできたのはオレンジ色だったので、うちで越冬中のジョビ男かと思っていたのですが、柿の木にやって来た小鳥をよく確認するとコバルトブルーが美しいカワセミでした。
カワセミは首を上下にピコピコと動かし、川の中をじっとうかがっていました。AIの分析によると、この動きは水面による光の屈折を補正して獲物との正確な距離を測るために、あえて視点を上下に動かすことで「視差」を利用しているのだそうです。
カワセミは10分近く枝の上で待ち伏せし、魚を見つけると川に飛び込んで去っていきました。
それから2日後の2月14日、カワセミが再び姿を現しました。お昼過ぎ、キゥキゥーとヒナの鳴き声のような甲高い声が聞こえ、カワセミかなと思ったら、やはりそうでした!
2日前と同じ柿の木にとまりました。雨上がりの曇り空で鮮明な写真は撮れませんでしたが、写真を確認して、2日前のカワセミとは嘴の色が違うことに気づきました。
2月12日の個体は嘴が黒色だったのに対し、2月14日の個体は下嘴が赤色でした。最初は同じ個体がまた現れたのかと思っていましたが、別の個体でした。カワセミは嘴が黒色なのがオスで下嘴だけ赤いのがメス。
このことから、うちの庭にはオスとメスの2羽が来ていることが分かりました。そして、その後の観察からこの2羽はペアだと判明しました。
カワセミの鳴き声を聞き分けられるようになったことで、思っていた以上に頻繁にうちに来ていることを確認できました。
3月1日お昼前、窓のすぐ近くから鳴き声が聞こえたので姿を探しましたが、このときは場所を特定できませんでした。⑦の写真はその日の午後に柿の木に来たときのもの。すぐに川に飛び込んだため、ブレた写真しか撮れませんでした。
3月10日にオスとメスが一緒に現れ、川岸で寄り添いながら採餌している姿を目撃しました。それまではオスとメスがそれぞれ単独で来ているのかと思っていましたが、ペアだったことがこの日確認できました。
思い返してみると、うちの庭に来るカワセミは去り際に鳴くというネットで見た情報とは異なり、止まり木にいる間も頻繁に鳴いていました。おそらくこの鳴き声は、ペア同士の鳴き交わしだったのでしょう。
これまでは庭の柿の木や低木から川に飛び込む姿ばかり目にしていましたが、3月10日は対岸(コンクリート護岸)に並んでとまっている姿を目撃しました。
庭木だけでなく、川の両岸にあるさまざまな場所を採餌中に利用しているようです。
窓からだと死角も多いので毎回撮影に成功するわけではありませんが、採餌の邪魔をしないように引き続き慎重に見守っていきたいと思います。


