どちらも同種のカワラヒワですが、別亜種として区別されています。
識別ポイント
両亜種を見分ける主な特徴は3つあります。
1. 三列風切外縁の白さ
これが最もわかりやすい識別ポイントといわれています。
オオカワラヒワ:
三列風切(翼の付け根部分にあり、次列風切羽と胴体の間を埋める3枚の羽)の外縁の白いラインが幅広く、はっきりとしています。羽を閉じているとき、羽縁の白い部分が目立ちます。
カワラヒワ:
三列風切外縁の白い帯の幅が狭く、くすんだ灰白色であることが多いです。
2. 頭部と体の色
オオカワラヒワ:
頭部から上頸(襟首)にかけて灰色で、カワラヒワに比べると全体的に明るい色に見えます。
カワラヒワ:
全体的に褐色や黄緑色を帯びた暗灰色で、オオカワラヒワに比べると色が濃く暗めに見えます。
3. サイズ
オオカワラヒワの方が一回り大きいですが、単独だとサイズ比較は難しいです。
カワラヒワはスズメとほぼ同じ大きさで、オオカワラヒワはスズメより一回り大きいです。
観察時期による判断
非繁殖期(11月〜4月頃):
日本国内で両亜種が混在する時期です。
繁殖期(夏期):
日本で繁殖するのは留鳥のカワラヒワだけです。
1月〜3月に観察した群れは三列風切外縁の白いラインが目立つ個体が多く、 観察写真を見返しても、ほとんどがオオカワラヒワの特徴に一致しているように見えました。





