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2026年6月18日木曜日

カワラヒワとオオカワラヒワの見分け方【識別ポイントまとめ】

2026年3月15日撮影:電線に並ぶ7羽のカワラヒワ。羽の白い縁取りが幅広く、色合いが濃いことから亜種オオカワラヒワの可能性が高い。横顔、後ろ向き、斜めと、様々な角度からその姿を確認できる写真。自宅周辺での定点観察記録。2026年3月15日撮影
亜種オオカワラヒワの群れ

カワラヒワはスズメ目アトリ科に属する小鳥です。九州以北~本州中部以南では、留鳥として一年を通して見られるカワラヒワと、冬鳥として飛来するオオカワラヒワがいます。

どちらも同種のカワラヒワですが、別亜種として区別されています。


識別ポイント


両亜種を見分ける主な特徴は3つあります。

1. 三列風切外縁の白さ



これが最もわかりやすい識別ポイントといわれています。

オオカワラヒワ:

三列風切(翼の付け根部分にあり、次列風切羽と胴体の間を埋める3枚の羽)の外縁の白いラインが幅広く、はっきりとしています。羽を閉じているとき、羽縁の白い部分が目立ちます。

電線に並んでとまる亜種オオカワラヒワ2026年3月15日撮影
オオカワラヒワ

電線に現れた亜種オオカワラヒワ2026年3月15日撮影
オオカワラヒワ

2026年3月14日撮影
オオカワラヒワ

電線に並んでとまる亜種オオカワラヒワ2026年3月14日撮影
オオカワラヒワ


カワラヒワ:

三列風切外縁の白い帯の幅が狭く、くすんだ灰白色であることが多いです。

2026年6月15日撮影

単独で電線に現れたカワラヒワ2026年4月29日撮影

電線に現れたカワラヒワ、6月中旬のため留鳥の亜種カワラヒワとみられる。2026年6月18日撮影



2. 頭部と体の色



オオカワラヒワ:

頭部から上頸(襟首)にかけて灰色で、カワラヒワに比べると全体的に明るい色に見えます。

自宅庭に現れた亜種オオカワラヒワ。2026年3月14日撮影
オオカワラヒワ

雑木林に現れたオオカワラヒワの群れ。2026年3月14日撮影。2026年3月14日撮影
オオカワラヒワの群れ


カワラヒワ:

全体的に褐色や黄緑色を帯びた暗灰色で、オオカワラヒワに比べると色が濃く暗めに見えます。

2026年6月15日撮影

電線に現れた亜種カワラヒワの小群2026年6月15日撮影


3. サイズ



オオカワラヒワの方が一回り大きい
ですが、単独だとサイズ比較は難しいです。

カワラヒワはスズメとほぼ同じ大きさで、オオカワラヒワはスズメより一回り大きいです。

2026年3月14日撮影:電線にとまる数羽のオオカワラヒワ。その真ん中に1羽だけスズメが割り込み、カメラ目線でこちらを見つめている。オオカワラヒワの群れにスズメが混ざった、自宅周辺での定点観察写真。2026年3月14日撮影
オオカワラヒワとスズメ



観察時期による判断


非繁殖期(11月〜4月頃):
日本国内で両亜種が混在する時期です。

繁殖期(夏期):
日本で繁殖するのは留鳥のカワラヒワだけです。

1月〜3月に観察した群れは三列風切外縁の白いラインが目立つ個体が多く、 観察写真を見返しても、ほとんどがオオカワラヒワの特徴に一致しているように見えました。

2026年3月15日撮影:二列の電線に並ぶカワラヒワの群れ。一部の個体が飛び立つ瞬間を捉えた一枚。全体に色が濃く、羽の白が目立つことから、オオカワラヒワの群れ、あるいは混群の可能性が高い。自宅周辺での定点観察記録。2026年3月15日撮影

4月中旬以降は単独または小群を見かけることが多くなり、いずれも特徴から亜種カワラヒワとみられます。