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2026年6月12日金曜日

電柱のてっぺんでくつろぎすぎな野鳥|ハシボソガラスの場合

電柱のてっぺんと電線で寄り添うハシボソガラスペア2026年2月3日撮影
常連のハシボソガラスペア
電柱:オス
電線:メス

自宅周辺を縄張りにしているハシボソガラスを観察していると、よく電柱のてっぺんにやって来ます。

最近気づいたのですが、電柱のてっぺんにいるときの姿勢は滞在時間や目的によって使い分けているようです。

常連のハシボソガラスペアのオスの場合、電柱のてっぺんでは大きく分けて3つの姿勢をとることが多いです。



1:少し立ち寄ったとき



最もよく見かけるのが立ったままの姿勢です。 立ち姿勢を保っているときは長居せず、周囲を軽く確認したあと、1分もしないうちに飛び去ります。

電柱のてっぺんに現れたハシボソガラスのオス2026年4月16日撮影
ハシボソガラスのオス

移動の途中で束の間立ち寄ったり、気になるものがあったりしたときにちょっと電柱を使うときは、立ち姿勢のままでいることが多いです。


2:縄張りを監視するとき



次によく見かけるのが、縄張りをもっとじっくり監視するときの姿勢です。 最初は立って周囲を見回したりしていますが、しばらくすると電柱のてっぺんにべったりと座り込むことがよくあります。

電柱のてっぺんにやってきたハシボソガラスのオス2026年4月25日撮影
ハシボソガラスのオス

電柱のてっぺんに座り込むハシボソガラスのオス2026年4月25日撮影
ハシボソガラスのオス

人間と同じように、長くなると楽な姿勢をとりたくなるのかもしれません。 それでも視線は常に動き、縄張りの隅々まで確認しています。監視を続けながらも、少しでも体力を温存できる姿勢を選んでいるように見えます。


3:長時間滞在するとき



長居をするときはさらにリラックスした姿勢をとります。  特に営巣場所の真正面にある電柱のてっぺんで見守り体勢に入ったときによく見かける姿勢は横座りです。

電柱のてっぺんでリラックスした姿勢をとるハシボソガラスのオス2026年4月20日撮影
ハシボソガラスのオス

子育て中は巣の安全を確認したり、周辺を警戒したりするために巣が見える場所に長時間いることが多くなります。そんなときは人間がソファーで横になるときみたいに、くつろいだ姿勢をとります。

巣の中で抱卵中のハシボソガラスのメス2026年4月20日撮影
ペアの巣と抱卵中のメス
電力会社が見守り中の
”営巣観察柱”

2026年5月30日撮影
隣の電柱からヒナたちを見守るペア

巣から顔を出すハシボソガラスのヒナ2026年5月30日撮影
近くにいる父鳥をみつめるヒナ

2026年5月31日撮影
2羽のヒナの姿が確認できる
(全部で3羽)

今回紹介したカラスたちは自宅周辺で継続的に観察しているハシボソガラスペアとそのヒナたちです。

常連ペアの個体識別ができるようになるまでの経緯については、下記の記事で詳しく紹介しています。