「野鳥のクチバシのお手入れ」シリーズでは、これまでにアオサギ、ハシボソガラス、トビのケースを紹介しました。
第4弾は自宅周辺でもよく見かけるハクセキレイです。
このシリーズで紹介した3種のケースと一部共通点がありますが、細かな動きや道具選びに特徴が見られました。
電線を利用
アオサギ・ハシボソガラス・トビのケースでは、電線そのものを直接メンテナンス用途として使うケースは確認されませんでしたが、小鳥のハクセキレイは電線にクチバシを軽くこすりつける行動が見られました。
電線を使ったリズムのある動き
電線にとまったハクセキレイは、一点を繰り返し突くのではなく、電線の左側にクチバシの右側をあてて2回 、電線の右側にクチバシの左側をあてて2回 、計4回の動作を一まとまりとして行い、これを少し間を空けて2回繰り返す行動が見られました。
電柱の金具や碍子の利用傾向
これまでの観察ではトビが愛用している電柱上部の金具をハクセキレイが使うことはなく、トビとハシボソガラスが利用している筒状カバーも利用することはありませんでした。
小鳥のハクセキレイは軽い触り心地のものを選んでいるように見えました。
碍子を利用
電線端の筒状カバーの上にとまっている際、そのカバー自体をつつくことはありませんでしたが、電線端の碍子部分を軽く突く動作が見られました。
また、電線途中にある玉碍子まで飛んで行き、そこをツンツン突く行動も見られました。
この点はハシボソガラスの玉碍子利用とよく似ていますが、ハクセキレイの場合はさらに優しく触れているような感じでした。
まとめ
ハクセキレイのケースでは、以下のような特徴が見られました。
・電線そのものに直接クチバシをこすりつける
・クチバシの左側と右側を均等に手入れするセット方式
・金具など硬質部分はあまり使わない
・碍子は軽く突く程度
同じ環境にいても、種ごとにクチバシの使い方や当てる対象が微妙に異なっているのが、観察していて興味深いところです。
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